クリスティアナ
「お前は大丈夫なのかっ!?」


「すでに荒らされていたんだ」



キースは力が抜けた。



「お前がいる時じゃなくてよかったよ あいつ等がやったんだな」



「あいつ等って、逃げた山賊だよな」



「ああ、また戻って来た時の為に、その宝石はしまった方が良い」



キラキラと美しい光を放つ宝石の入った木箱を顎でしゃくる。



「あ、ああ 元に戻しておくよ」



クリスは箱があった場所にもう一度戻した。



キースは立ち上がって、小屋の中をうろつき始めた。



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