クリスティアナ
少ししてキースが入ってきた。



「用意はできたか?」



部屋の中を片付けていた俺に声をかける。



「ああ、いつでも出られる」



§ § § § § §



俺とキースが先頭で山を登っていた。



あと30分もすれば、洞窟に到着する。



奴らはあの洞窟にいるのか?



そう思うと、心臓がドキドキと暴れる感覚を受ける。




「あと、30分くらい行けば洞窟に着く だけど馬では行けない」



だんだんと道は険しくなっていく。



木も密集しているから馬で行くのは無理だ。



「行けるところまで行って、そこで馬を置いて行こう」



キースが言うと俺は頷いた。



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