クリスティアナ
「湧水じゃ、獣の格好の場所じゃないか」



「ああ だからキースに頼んでいるんだ」



「わかったよ 俺もひと浴びしたいからな」



「その間は俺が見張っているから」



自信満々に言うと、キースが鼻で笑う。



「よろしく頼むな」



少し茶化した言い方にムッとする。



「信用していないな?」



「万が一、獣が現れたら俺の所へ来いよ?」



真剣な顔のキースに膨らんでいた頬が元に戻る。




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