クリスティアナ
「……お前は女なんだ」


「な、何を言っているんだ？」



キースは寝台に上がるとクリスの両肩を掴んだ。



グリーンの瞳が妖しく光をおびる。



クリスは身体を激しく動かすと、キースの手が離れて即座に立ち上がった。



しかし、すぐに足を払われて寝台に倒れこむ。



「何をするんだ！？」



「武器を持っていたとしても俺にはかなわないぞ？」



倒れた身体に覆いかぶさるキースの身体。



逃げようにも両手首を頭の上に持ち上げられ、いとも簡単に片手で押さえつけられ動くことが出来ない。



「離せっ！」



睨みつけるクリスに、表情を変えることもなくキースは見ている。



瞬きが数回繰り返され、クリスの長いまつ毛が涙で光る。



キースは容赦なくクリスの唇を塞いだ。



「んっ！」



クリスは顔を背けようとした。



それは許されずにどんどんキースの舌に入りこまれてしまう。



執拗に繰り返される口付けにクリスは身体の芯が疼くような感覚に襲われた。



舌を吸われ、口腔内をたっぷりと犯される。



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