*極上★甘々ライフ!
奪われ、出逢って。
―――次の日。
俺は玲人と一緒に学校に向かっていた。
玲人の通う学校も寮制で、俺の学校の寮の隣に建っているらしい。
「・・・やー、残念だよなぁ。
俺朔也と一緒な学校行きたかったのに」
頭の後ろで手を組みながら玲人が言った。
「・・・・・・気持ち悪ぃこと言うなよ」
俺は苦笑してそう言った。
正直、俺も玲人と同じ学校がよかったけど。
決まってしまったものはしょうがないし、
今更あがいても何も変わることはない。
・・・ここは我慢した方がいいな。
そう思っていた。――――この時点では。