水嫌いマーメイド
うわぁっ……!三越が舞の首筋に顔をうずくまるようにキスをしていた。
あたしと可耶は、ついお互いの顔を見合わせてしまった。さっきまで、怒ってた顔は嘘みたいに真っ赤に染まっていた。
「……っ!!!!!」
「ご、ごめんな!舞!」「バカッ!ごめんで済まないわよ!」
三越も頬を赤らめて、大急ぎで教室を出ていった。恥ずかしそうに真っ赤な顔をうつむかせている舞と、あたしと可耶は、それが微笑ましかった。
「ごちそう様です~♪」『舞って、三越のコト大好きなんだね』
「う゛……。お願い、突っ込まないで。私かなりオクテだから」
いつも大人っぽい舞からは、想像がつかないほどの可愛い困り顔。そのギャップが三越を落としたんだなぁ…きっと。
「あ!チャイムそろそろ鳴るよ?」
「ほんとだ……!ごめん、借りるね妃泉!」
『どうぞ~♪』
教室を出る頃には、いつもの大人っぽい舞に戻ってた。ちょっと名残惜しい気がするけど、これが林田舞だからね。
「お前らぁー、授業始まるんだからイス戻せよ」
5限目 古文のジジィ教師が入ってきて、授業スタートした。
あたしと可耶は、ついお互いの顔を見合わせてしまった。さっきまで、怒ってた顔は嘘みたいに真っ赤に染まっていた。
「……っ!!!!!」
「ご、ごめんな!舞!」「バカッ!ごめんで済まないわよ!」
三越も頬を赤らめて、大急ぎで教室を出ていった。恥ずかしそうに真っ赤な顔をうつむかせている舞と、あたしと可耶は、それが微笑ましかった。
「ごちそう様です~♪」『舞って、三越のコト大好きなんだね』
「う゛……。お願い、突っ込まないで。私かなりオクテだから」
いつも大人っぽい舞からは、想像がつかないほどの可愛い困り顔。そのギャップが三越を落としたんだなぁ…きっと。
「あ!チャイムそろそろ鳴るよ?」
「ほんとだ……!ごめん、借りるね妃泉!」
『どうぞ~♪』
教室を出る頃には、いつもの大人っぽい舞に戻ってた。ちょっと名残惜しい気がするけど、これが林田舞だからね。
「お前らぁー、授業始まるんだからイス戻せよ」
5限目 古文のジジィ教師が入ってきて、授業スタートした。