鬼のお嬢
『わ…わ、悪かった……だから。』
『命乞い?』
『い…いや↓公園内にバイクで入んのも、酒呑んで運転すんのも、悪いってわかってたんだよ…酒呑んでたから、断ったんだろ?…でも、いざ注意されると腹が立って……↓怪我…したんじゃ…?』
『わかれば良いんだ。それに、あたしが怪我?してねぇーよ(笑)心配すんな↑大丈夫、大丈夫♪ほら、な?』
あたしは、腕を動かして見せた。
服からチラリと見えた腕は、青く腫れていた。