鬼のお嬢

『んだよ(笑)』





『怪我は?汗』





『大したことないって(笑)』





『でも…』





『ほら(笑)見てみ!かすっただけ↑』





『良かった…。』





『それより、あいつらが言ってたけど、怪我…』




あたしは、怪我をした腕を隠し、


『さっきも言ったじゃん(笑)怪我はないって↑』




笑ってみせた。





本当はバイクを止めた時と、バットを防いだ時、もろに腕に当たり、少し動かすだけでも痛かった。





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