鬼のお嬢

『あ!!!!!危ない!!ボールが!』










熱と痛みのせいで、ボーッとしていて、なんのことなのかサッパリわからなかった。







ドカッ!!





あたしの腕に直撃した。




本当ならこのくらい痛くないはずなのに…激痛が走った。




が、皆の前では表情を出すことは出来ず、脂汗をかきながらも、心配する皆に大丈夫だと言った。







そのままボールは戻され、ゲームは何ともなかったように再開された。





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