鬼のお嬢
そう言うと、あたしを抱えあげて、医務室へと連れていった。
『これは…ヒドい(汗)ここまでなるまで↓何があったの?汗』
『それは……(汗)』
まさか、バイクを止めて金属バットを防いだ!なんて言えるはずがなかった。
『あの、それ昨日、上から物が落ちて来るのを防いだあとに、今日、俺が蹴ったボールが当たっちゃってヒドくなったみたいで(汗)』
『そうなの?汗 とにかく、急いで病院に行かなきゃ!』