鬼のお嬢

あたしは、きっと…春のことが気になってる……。















ううん。




逢った時からずっと、好きなのかもしれない。







―― 次の日。―――




あたしは早めに学校に行き、医務室へと向かった。







トントン。







『失礼します。』




医務室の中へと足を踏み入れた。







『あれ?…先生、いないのかぁ↓』




そして、あたしは独り言のように呟くと、医務室を後にしようと扉の方へと戻った。





< 146 / 538 >

この作品をシェア

pagetop