鬼のお嬢
春はドアを開け、中へと招き入れた。
『いつも、春(ハル)がお世話になってます↑』
『いえ(笑)あたしがお世話になりっぱなしで…(汗)』
選手たちは全員、今さっき試合を終えた人たちとは思えないほど元気で結局、明け方までこの部屋で騒いでいた。
そして、春は怪我もあり、疲れきっていたのか、2つあるベッドの1つにいつの間にか寝てしまっていた。
『春(ハル)寝ちゃったみたいだから、このまま置いてくわ↑』