鬼のお嬢
『起きちゃったから(笑)』
『そっか↑もうホテル出た?』
『うん(笑)』
『じゃあ、観光してから帰らない?』
『あ…うん!』
あたしと春は近くの店で待ち合わせて、観光地へと向かった。
『よく考えてみると、春と学校以外で会うのって、初めてだね(笑)』
『そうだっけ?笑』
『うん(笑)学校の人気者と話したりするなんて、思わなかったもん。』
こうして2人でいられることが、メチャクチャ奇跡だった。