鬼のお嬢

追い詰められた悪人が闇を見る……。


明るい雰囲気で、そんな風には思えなかった。







そういえば、闇の男から渡された、春からのクリスマスプレゼント。



開けると、中にはペンダントが入っていた。




闇の男と春は…友達なのかな……?







― 元旦。――




『やっぱり、元旦は全然人いないな(笑)』





『だな(笑)皆、家にいるか、福袋買うために並ぶか、初詣だろ?笑』




新年早々あたしは、何も変わらずいつもどおり幸人と一緒にいた。





< 206 / 538 >

この作品をシェア

pagetop