鬼のお嬢

『じゃあ、4日来る?』





『先生に呼ばれてるから、行くよぉ↑』





『じゃあ、そん時に会えるね↑』





『うん。じゃあ、また↑』







春。


あたしのどこが良いの…?

周りには可愛い子がたくさんいるのに、何でよりにもよって秘密だらけの可愛くないあたし?







疑問で疑問で仕方なかった。










『水城。鬼のお嬢…やめても良いんだぞ……?』




幸人は家に着くと、ベッドに座りながら言った。





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