鬼のお嬢

『それは……。』




図星だった…。

鬼のお嬢ではなく、普通に生活をしていたなら、きっとすぐに付き合い始めていたのかもしれない。







『ごめん…俺……つい、言い過ぎた↓』





『ううん。あたしこそ……。』




あたしは、高校の時の友達の、那奈・葵・香奈・楓に、紗波として今日の夜、会う約束をした。







『紗波♪明けましておめでとう↑元旦早々どーした?汗』




4人は、元旦にも関わらず、駆けつけてくれた。





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