鬼のお嬢
『親と喧嘩しちゃってさ↓自分が悪いのはわかってんだけど、つい家出てきちゃって(汗)』
『しばらくして気持ちが落ち着いたら、家に帰んな↑謝れる時に謝っとかないと、後で後悔することになるからさ(笑)』
『うん。謝るわ!……で、さっきから気になってたんだけどさー、あの木んとこにいる男2人は、お嬢の知り合い?汗』
『木?』
あたしと幸人が後ろを振り向くと、木の影からこっちの様子を伺っている2人組が見えた。