鬼のお嬢

人…質……って…?





あたしは来た道に向かって走って逃げたが、すぐに追いつかれ捕まってしまった。







『お前がよけいなこと言うからだろ?!大人しくしてなって↑春が来るまでは何もしないからさ(笑)』





『離せよ!!!!!』





『あれ?こんな威勢のいい女だったっけ?』




春がいないなら、こっちのもんだった。



お嬢を隠す必要なんてない。





『離せって言ってんのが、聞こえねぇーのかよ(怒)』





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