鬼のお嬢

あたしの中のモヤモヤは、いったい何なんだろう…。







『もしもし…春?』





『大丈夫…だったか?』





『うん…。』





『ごめんな……。俺のせいで…。』




やっぱりあいつらは、春を待ってたんだ…。



なのに、何で、闇の男が来たときに、「ほらな(笑)」とあいつらは言ったのだろうか…。







『春…?春は今、家?』




あたしを学校で守ってくれた時。

春はあたしを言うことも聞かずに、立ち向かっていった。





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