鬼のお嬢

『俺はさー…春ってやつの怪我は……わざと水城の為に…だと思うんだよな…。』





『わざとって?』





『そんな弱いやつには見えなかったんだよね…。サッカーだってやってんだし多分、力はあるよ。』





『怪我する必要なんてないじゃん…(笑)強いなら、怪我なんてしなくたって……』





『水城と一緒だよ…水城だって、誰かを守るためなら、怪我だって恐れないだろ?気付いてないとは思うけど、怪我しなくて良い時だってあるし…。』





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