鬼のお嬢
『顔見知りだったんだ……。あ!てか、明日も学校あんだろ?』
『うん…。』
『もう遅いし、今日は俺の部屋で寝ていいから。』
『幸人は…?』
『別の部屋で寝る。』
普段は感じないのに、今日の幸人の部屋は、広く感じて仕方がなかった。
『いてよ…。』
『はぁ?汗 俺も一応、男だから。』
『男でも、幸人だから…。』
『あ~もう(汗)わかったよ。俺は下に布団ひいて寝るから、水城はベッドで寝な!』