鬼のお嬢

『長谷川くん。少しだけ、話せる?手のことが聞きたくて♪』




何だかんだ言いながらも、気が付けば、里佳も桃子も春に話しかけていた。







『忙しくないよ↑手?これは転んで切った(笑)あ!隣の席空いてるし、どうぞ。』




あたしが渋々歩いていると、





『紗波♪』




夢に呼ばれた。







『そういえば!覚えてます?紗波にボールがぶつかった時のこと。』





『あ…あぁ(笑)覚えてるよ。あれも、俺のせいだ。』





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