鬼のお嬢

― 幸人ん家。――




『で、さっきの話なんだけど。』




部屋に入ると、すぐに幸人が話を切り出してきた。







『うんうん(笑)』





『俺が大学に入ってさー、少したった時……たまたま、廊下で俺らもよく知ってるやつに声かけられたんだよね(笑)』





『あたしも知ってる人?』





『あぁ(笑)もちろん!誰だと思う?』




あたしと幸人が知ってる人なんて、たくさんいる……わかるわけないじゃん(汗)





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