鬼のお嬢

『な……んでだ…?』





『何が……?』





『何で……必死で自分以外の他人を守れる…?』





『大切だからに……決まってんだろ…。』





『やっぱり…お頭の言う通りにやめとけば……よかった(笑)』





『ふん…(笑)バカが……。』





『お前、肩………』





『ほっとけ…。お前が、幸人を狙うからだ……。あたしを狙ったなら、当たらなかったのにな…(笑)』







近くでパトカーの音がしていた。





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