鬼のお嬢
『長谷川くん…ずっと、紗波のこと気にしてる。ボールぶつけたのとか…。紗波も本当は…』
『あたしと彼は、それだけでしょ?笑 ボールが当たっただけだもん。』
『紗波。紗波は、1人じゃないよ?紗波がお嬢なのかどうかはわからないけど、そうだとしても、紗波は…皆にとって必要な存在なんだよ?皆、紗波を失いたくない…。』
『夢…ごめん……。』
何も言うことは、出来なかった。
『そういえば!あたし医務の先生に呼び出されてるんだった(汗)』