鬼のお嬢

『そうよ。で?』





『もったいないので、行きます…。でも、春には言いません。』





『そう…。』




先生はそれ以上、何も言わなかった。







あたしはその後、結局。

授業には出なかった。



というよりも、出れなかった…。







『結局、授業全部休んじゃったわね(笑)』





『あ…えぇ(笑)帰りますね。』





『はーい。顔色も悪いし、疲れてるみたいだから、家でゆっくり休むようにね↑』





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