鬼のお嬢

『じゃあ…何で?』





『あいつが、お嬢と呼ばれるきっかけになった時のことが、今頑張ってる一番の理由だと思う…。』




幸人が話しているところに、若い男が話しかけてきた。





『あれ?幸人さん!!!!!』





『お前…誰だ?』





『知り合いじゃないっスよ(笑)俺は、幸人さんに憧れてるだけっス↑それより、今さっき、こっから少し離れた街で、お嬢を見かけたから、てっきり一緒にいるのかと…』





『お嬢を…?!』





< 370 / 538 >

この作品をシェア

pagetop