鬼のお嬢
20時。
『那奈♪あの店で何か盗んで来てよ(笑)』
『え?汗 そんなことダメだよ…。』
『言うことが聞けないわけ?だいたい何で、あの時、紗波ちゃん連れてきたわけ?!助けてでもほしかった?助けてほしかったなら、もっと強そうな子にしなきゃ(笑)』
『それは…。』
やっぱりあたしのせいで、いじめがエスカレートしてたんだ…。
『鬼のお嬢も、なめられたもんだな(笑)まぁ、バレないってことに関しては完璧だ。』