鬼のお嬢

あたしたちは、おばあちゃんと共に、近くの駄菓子屋へと入った。







『ここに座って休みなぁ。私は後ろにいるからねぇ。お客さんが来たり、何かあったら、すぐに声かけるんだよぉ?』




優しいおばあちゃんだ。







『水城……大丈夫か…?汗』





『う…うん……。』







頭の中がグルグルする…。




ストラップ…携帯電話……サッカーボール……。







あたしは頭をおさえながら、携帯を見た。





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