鬼のお嬢
―― 港前の倉庫。――
今から、2ヵ月前くらい。
水城 紗波が、春の知り合いに捕まり、闇の男が助けにきた時。
『返してもらえないかな?あれほど、女には手を出すなって言わなかったっけ?』
『うるせぇーな(怒)』
『来んのが遅ぇーよ!!!!!!!こいつが、鬼のお嬢なんて聞いてねぇーぞ(怒)』
『はぁ?!汗 お前らの為に来たんじゃねぇーから!それに、言う筋合いもねぇー!!言っとくけど、お嬢に手出したからには、覚悟してんだろうな(怒)』