鬼のお嬢
『水k…』
春…?あいつ早っ…!!!!!
何でこんなに早く…。
俺は慌てて隠れた。
『ごめんね…さよなら…。ありがとう。』
『……紗波。今度はもう今までみたいには…逃がさない。』
『春…。』
水城を抱き締めた春。
俺って…タイミングわりぃーな……(笑)
『どうして…あたしが、今日逃げ出すってわかったの……?しかも、裏口からだなんて…。先生から呼ばれて来たん…じゃ、間に合わないよね…?』