鬼のお嬢

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春はいっつも、あたしを大好きだって言ってくれる…。



でも…あたしは最低なんだ……。



幸人のことも、大切だって思っちゃってるんだから…。







『でも、あた……』




嘘…でしょ……!?


春の唇が、あたしの唇に当たった…。







――――――――――


ガチャ!!!!!



俺は焦り過ぎたのか、携帯電話を床におもいっきり落としてしまった。







『幸人…?!汗』





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