鬼のお嬢
『ただの喧嘩…でもないよねぇ?春がただの喧嘩で、そこまでボロボロになるはずがない。そうでしょ?何で…ちゃんと話してくれないの…?あたしたちには…言いたくない?』
『水城……。お前のためだよ。素直に話したら、お前はこいつの、敵討ちにでも何でも行くだろ?怪我の治りきってないお前に、春はそんなことさせたくないんだよ……。ボロボロになってんのも………きっと、水城を守りたかったからだ。そうなんだろ…?』
『違……』