鬼のお嬢
『あたしに無茶するな!って、教えてくれたのは春でしょ?なのに、何でこんなに無茶するの?あたしは……。ごめん、幸人。少しだけ2人で話させてくれる…かなぁ?』
『わかった…。外にいる。』
幸人が出て行った後、あたしは春の近くの椅子に腰をおろした。
『ごめん…。勝手な…まねして……。泣かない…で…。』
『こんな怪我して…二度とサッカーが出来なくなったら、どうすんの…?あたしは……嫌だ…よ(涙)』