鬼のお嬢

『新島くん…まさか…。』





『新島でいいよ(笑)同い年だし。知ってるよ、お嬢だってこと。』





『なら、幸人のことも幸人さんじゃなく、幸人って呼んであげて。あいつ、そっちの方が喜ぶだろうから。で…あたしのためってことは、あたしが知ってる人ってことだよね……?』





『あぁ。外国人だよ。ハルは…俺はどうなっても良いから、お嬢には手を出さないでくれって頼んでた……。』





『………。無茶ばっかりして…ホント、バカだよ…。』





『どうすんの?これから。』





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