鬼のお嬢
話
『水城。気にすんな(笑)水城は水城らしくいればいい。』
『新島が言ってたことは…わかってる。幸人が言ったことも……。』
『俺が言ったこと…って…?』
『誰もいないって…。前にあたしがクリスマスに幸人に、新島と同じこと言った時も、いないって言ってたから。』
『あぁ…(笑)あれ、嘘じゃねぇーから。』
『わかってる…。幸人……ありがとう。』
春にも、幸人にも、好きだなんて軽いことは言えなかった。
メニュー
話