鬼のお嬢

『怪我が治ったら。って、約束してた話…しないとだな。俺は、紗波に話しておきたいことが、あるんだ。』




夕日が、医務室に射し込んでいた。







『うん!で、どんな…話?』





『俺の過去のこと。』





『過去って…ご両親の事故の話?』





『あぁ…。俺の過去……きいたら、紗波はきっと驚…』




…♪……♪…♪




そこに、あたしの携帯電話が鳴った。




『あ…夢からだ(汗)ちょっと、ごめん(汗)』





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