鬼のお嬢
今のあたしは前までと違う。
『新島なら、すぐに呼べるよ!新島は、あの商店街の近くに住んでるから。』
『なら、商店街に!……って、何で商店街を知ってるの…?』
『当たり前だろ?笑 俺は、紗波ん家行ったことがあんだから。通ることくらいあるよ(笑)それより急ぐぞ。』
『あ…うん(笑)』
― 商店街の
駄菓子屋。――
あたしたちは準備をし、幸人も連れて家を出た。
夢は、説明だけしてもらい、家で待っていてもらった。