鬼のお嬢
『あ…これは〃〃』
『悪い↑お嬢は、幸人の彼女だったな(笑)』
『え…?……と…とりあえず、部屋行くか(汗)』
―― 部屋。―――
『あたしがどっちも選べないし、選ばないなら、お嬢は幸人の彼女で、紗波は春の彼女なんだって……。』
そんなのダメだよ…。
春のことを好きな子も、幸人のことを好きな子もたくさんいるのに、あたしが欲張ったように2人を側においておくなんて出来ない。
『良いよな?幸人。』