鬼のお嬢
『わかれば良いよ。あたしなんかにより、周りに迷惑かけたんだから、周りに謝りな!飲み過ぎんのも良いけど、程々にな(笑)』
あたしは声をかけて、見まわりへと戻った。
『さすがだな(笑)』
『うるせぇーな(笑)』
幸人は、何でいつもあたしを、たててんだろう?
幸人なら、あんな奴ら一瞬で黙らせられるはずなのに…。
あたしは、疑問で仕方なかった。
昔から幸人は、常にあたしの後ろを歩いているから…。