鬼のお嬢

―― 夜。―――




ビルの屋上に、若い男の人が立っている。



そう聞いたあたしたちは、急いでそのビルに向かった。







『多分、あれ…だよな?汗』





『あぁ。多分…じゃなく、確実に、あれだな↓』







『おいおい!そんなとこで、あんた何してんの?汗』




幸人がきく。





『はぁ?! 見ればわかんだろ?死ぬんだよ!!もう、こんな人生こりごりだ↓』




男の人は、かなり興奮しているようだ。





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