鬼のお嬢
『それで、他には?』
『もう…最悪なんだよ…。』
『そっか…。つらかったよな……。ただ、死ぬなよ…。生きたくても生きられないで死んでく人がいるのに、無駄に死ぬな。』
『お前にはわかんねぇーよ…俺のつらさなんか…。』
『わかんねぇーかもしれねぇーよ…でもな。自殺された側の気持ちなら、痛いほどわかるんだよ!!だから……やめてくれ。仕事も住むところも困らないようになるから…。あたしと、一緒に来い!必ず、変わるから!』