鬼のお嬢
第4章:将来の夢
生きる
次の日の昼間。
『行くよ。』
あたしは将希を連れて、病院へと向かった。
『何で、病院なわけ??汗』
幸人と将希は首を傾げた。
『昨日。自殺しようとしたこと、後悔させてやるって言っただろ?』
『?』
『良いから、ついて来いって!』
あたしは、小児科病棟へ2人を連れて行った。
『見てみな。ここにあるこの部屋は、病院に入院してる子たちの、学校だよ。』