鬼のお嬢
『言えない…。家がなくても、金を稼げば良いし、仕事受けて落ちたら、また受ければ良いけどさ……命って買えねぇーもんよ↓』
『だろ……?それに、死んでも楽になるかなんてわからねぇーじゃんよ!もしかしたら、死んでも同じような環境かもしれねぇーんだぜ?だったら、命を無駄になんかしないで、あの子たちに負けないくらい一生懸命生きようぜ?』
『あぁ……。』
『よし!じゃあ、次行くぞ(笑)』
良かった…。
将希が生きようとしてくれて。