鬼のお嬢
『あぁ?何こいつ↓ガキのくせに、俺らに逆らおうって言うのか?』
『だって、仲良く遊ばなきゃいけないんだよ!』
公園では、仲良く遊ぶものだ。と親から言われていたあたしには、どうしても納得が出来なかった。
『どけよ!!邪魔だよ(怒)』
砂場の外へと突き飛ばされ、小さかったあたしは、思いっきり転んでしまった。
『痛っ…。』
それでも負けん気だけは強かったあたしは、半べそをかきながらも、立ち上がってその子たちを見た。