鬼のお嬢
―― 廊下。―――
男子。
『あれって、同じ学年の水城って子だよな?』
『あぁ。確か↑皆が、紗波って呼んでる。』
『あの子ってさー、友達の幅広くない?なんとなく、ギャルっぽい子とは仲良くなんなそうな感じの子なのに、どこであんな風に仲良くなんだろうな?』
『多分、あの雰囲気でしょ?誰にでも平等に出来る子なんて、なかなかいないし。』
男子の中で、水城 紗波はとても不思議な感じにうつっていた。