みてい
はじまり
「やめてくださいっ…」
服の襟元から侵入してくる男の手。
男の腕をつかんでいくら抵抗しても動かない。
男はいやらしい手つきで胸を触る。
「やだっ…」
男の腕を掴んでいると、男は私の両手を掴んで身動きをとれなくした。
私は自分が馬鹿だなと思った。
男がやる気でいたことをわかっていた。
それなのに私は男に会った。
そして今、予想していたことが起きた。
自業自得という言葉が今の私には一番似合っている。
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