ミルクティー
第1章
私の心のカップは空っぽ。


――― もう慣れた



家族との会話なんて、何年もしてない。


誰も挨拶しない。


だから、私もしない。



寂しくなんかない。



だってこれが私の日常。


当たり前の事だから……



でも……
それは突然だった


大きな嵐が突然吹いてきた。



あなたが私の隣にきてから変った。


毎日がこんなにも楽しいものだと知った。




ねえ、あなたは今どこにいるの?


私の心のカップが空になっちゃう。



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