ミルクティー
ソファーにいるけど…



することが無い。




何か持ってくればよかった。

海斗は海斗で

「ちょっとレポートあるから」

と言って自分の部屋にこもってしまった。




暇だよ。
早く海斗来ないかな…


あれ程楽しみにしていたのになんだか寂しい。

本当ならいっぱい海斗とおしゃべりしていたのにな。




私はソファーにゴロンッと横になった。

そして天井を見た。






『雛那は七生さんの事が本当に好きなんだね』



夏休み中にスズちゃんに言われた事を思い出す。





私が海斗を好き。





それは友達として?
それとも男の人として?

もちろん友達としての海斗は好きだし私にはちょっと特別な友達な感じがする。


もし男の人として好きだったら…恋愛感情があるって事だよね。



好きにも色々あって分からないや…





これからもずっと海斗との関係が続いて行って欲しい。

もし私の隣から海斗が居なくなったら…





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