ミルクティー
「あっ、やっと起きたな。
これ飲んで目を覚ましてね」
私の目の前には海斗が淹れてくれた“ミルクティー”が置かれた。
私の向かい側の席に座った海斗。
「私、どれくらい寝ていた?」
「俺がいったらもう寝ていたから1時間位じゃないかな…」
そんなに寝ていたんだ。
じゃあ海斗は私が起きるまで寝顔を…
うわぁ〜
恥ずかしいよ。
「雛那ちゃんってやっぱり寝起きが悪いんだね!」
「そ、そんな事ないよ」
「ホント?
毎朝、すごく眠そうな顔しているよ」
「き、気のせいだよ…」
ちょっと誤魔化すように言う私。
寝起きが悪いのは本当だから…
ガチャガチャ
何か玄関から変な音が聞こえる。
急に怖くなった私は海斗の方へ視線を向けた。
私の視線に気付いた海斗は優しく微笑み
「大丈夫」
って言ってくれた。
トントントン
少しずつ近づいくる足音。
そして―――
バン
勢いよく開いたドア
「海斗ーごめん遅くなった」
陸。
そっか陸は海斗の部屋の鍵を持っているんだ。
「あっ雛那ちゃんも来てくれている。
ごめんね、忙しいところ呼んで」
「大丈夫だよ」
海斗は一口“ミルクティー”を飲んで陸の分の紅茶を用意している。
「早速だけど…
いくつか画を持ってきたんだけどこの中から5枚を選んでほしいんだ」
そう言って陸は何枚もの画を出した。
1枚1枚丁寧に見る。
だって陸が一生懸命かいてくれた画だから。
集中していたせいか海斗が隣に来ているのに気付かなかった。
一通り見終わったら
「いいやつあった?」
「うわぁ!
びっくりした…」
「ふふふ…
そんなに驚かなくてもいいのに。
それで何枚か選べた?」
「う〜ん…」
これ飲んで目を覚ましてね」
私の目の前には海斗が淹れてくれた“ミルクティー”が置かれた。
私の向かい側の席に座った海斗。
「私、どれくらい寝ていた?」
「俺がいったらもう寝ていたから1時間位じゃないかな…」
そんなに寝ていたんだ。
じゃあ海斗は私が起きるまで寝顔を…
うわぁ〜
恥ずかしいよ。
「雛那ちゃんってやっぱり寝起きが悪いんだね!」
「そ、そんな事ないよ」
「ホント?
毎朝、すごく眠そうな顔しているよ」
「き、気のせいだよ…」
ちょっと誤魔化すように言う私。
寝起きが悪いのは本当だから…
ガチャガチャ
何か玄関から変な音が聞こえる。
急に怖くなった私は海斗の方へ視線を向けた。
私の視線に気付いた海斗は優しく微笑み
「大丈夫」
って言ってくれた。
トントントン
少しずつ近づいくる足音。
そして―――
バン
勢いよく開いたドア
「海斗ーごめん遅くなった」
陸。
そっか陸は海斗の部屋の鍵を持っているんだ。
「あっ雛那ちゃんも来てくれている。
ごめんね、忙しいところ呼んで」
「大丈夫だよ」
海斗は一口“ミルクティー”を飲んで陸の分の紅茶を用意している。
「早速だけど…
いくつか画を持ってきたんだけどこの中から5枚を選んでほしいんだ」
そう言って陸は何枚もの画を出した。
1枚1枚丁寧に見る。
だって陸が一生懸命かいてくれた画だから。
集中していたせいか海斗が隣に来ているのに気付かなかった。
一通り見終わったら
「いいやつあった?」
「うわぁ!
びっくりした…」
「ふふふ…
そんなに驚かなくてもいいのに。
それで何枚か選べた?」
「う〜ん…」